今までの人生において、
健康診断でひっかかったことなど一度もない私であったが、
先日、初めて血液の再検査をするように、
との結果をいただいた。
肝臓の各データ値が基準値を超えているとのこと。
B型肝炎、C型肝炎などに感染していないか、
調べろと。
ついに、
この世とお別れの時が、
やってきたのだろうか。
思えば短い人生だった。
独立して事務所を構えるという夢を果たせず、
志半ばにして倒れゆく私の生涯を、
記憶にとどめておいてくれる人はいるだろうか?
物事を悪い方悪い方へと考える、
私のいつものクセが出る。
しかし、ネットで調べれば調べるほど、
肝ガン、肝硬変、肝炎、脂肪肝などと、
おぞましい病名が並ぶ。
血液の再検査の結果を待つ間というもの、
常に心のどこかで不安に苛まれる。
何か明るい材料はないかと考えるに、
そういえば、20代のころ、
一度、便に血が混ざっていたことがあり、
※注 便は健康のバロメーターであり、私は毎日チェックを怠らない。色、ツヤ、輝き、香り、形、シルエットの美しさ、芸術性、将来性などチェック項目は13項目にわたり、評価は一ツ星から三ツ星まである。健康のために大変オススメだが、忘れてはならないのは、絶対に他人に見られてはならないということである。パンツ下げたまま、股の間に顔を突っ込んでいる姿は、芸術性以前にアナタの品性が疑われる。
すわ!大腸ガンか!
と慌てふためいて病院で検査を受け、
震える体で両耳に全神経を集中する私に、
金縁の眼鏡をかけた冷たそうな若い医者が言ったことは、
「何ともないですね。どっかケツが切れただけでしょ」
・・・・・・・・・。
眠れぬ夜を幾度となく過ごし、
真っ暗な天井から、
死という名の闇が覆いかぶさってくるような不安と必死に闘いながら、
検査結果の出る朝を迎えた、
この、あおあげは大先生に向かって、
「ケツが切れただけ」とはなんだ!!!
お尻って言いなさい、お尻って。
もっと医学的に「肛門」でもよいが。
肛門というのが医学的なのかどうかは知らないが。
・・・・・・・・・。
さて、肝臓の方であるが、
結果を聞きに病院に訪れ、
診察室に通された私の前に置かれた、
お医者様のデスクに、
現れた看護師が、検査結果らしき紙きれを置いて、
「今、先生が来ますから」
と奥へ消えてゆく。
頼むから、首をちょっと伸ばせば覗き込めるような、
そんな微妙な位置に検査結果を置いていかないでくれ。
見る勇気の出ない私をよそに、
隣に座っていた、
花粉症の薬をもらいに来ただけのヨメが、無遠慮に覗き込み、
ボソッと一言、
「赤いよ」
「・・・何が?」
「数字だか文字だかわからないけど、赤いよ」
私をめまいが襲う。
その後、お医者様が現れ、
ググッと身を乗り出す私を放置して、
ヨメに延々と花粉症の飲み薬の説明を始める。
花粉症なんぞ、どーでもいいだろが。
こっちの肝臓をどげんかせんといかんやろが。
早よ、せいや。
・・・・・・・・・。
やっと私に順番が回り、
「・・・えーと、あおあげはさんですね」
「ええ」
「肝臓の数値が高いということで」
「ええ」
「それで血液検査の結果ですけどね」
「・・・・・・・・・」
「えーっと・・・ですね」
「・・・・・・・・・」
「まあ、要するにですね」
早よ、言え。
殺せ、殺すんなら早よ殺せ。
「要するに、まあ何ともないです」
「・・・・・・・・・」
「B型・C型の肝炎ウイルス、その他もついでに調べておきましたけど、何にもないです」
「・・・・・・・・・」
その「何にもないです」を、
なぜ、初めに言わない?
気持ちはわかる。
私が医者だったら、
引っ張れるだけ引っ張るね。
でも、私が患者の時はやめてくれ。
「お酒、控えて下さい。一週間も控えれば、数値なんて下がりますから」
確かに、健康診断で再検査を命じられてから一週間、
飲んだのは一日だけ、
それでも結構数値は低くなっていた。
まだ基準値以上だが。
・・・・・・・・・。
受験生時代から、
毎日ウイスキーをストレートで飲んでいた。
30過ぎて、このまま一生合格しないのでは?
不安で不安で、いろんな考えが頭の中を駆け巡る、
飲まずにゃ寝れない、酔わなきゃ寝れない、そんな日々。
合格してからは、それがそのまま習慣として残り、
特に酒量が変わることはなかった。
今はウイスキーはやめて、家での晩酌は焼酎。しかもお湯割り。
週に2〜3日、多い時で4日の休肝日がある。
悪くないね。
今は飲んでるのかって?
当然でしょう?
飲まずに書けるか、こんなブログ。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったmさんへ。
私は、おっしゃるとおりの立場におります。
実務は楽しいですよ。
ただし、それは思い出として振り返ってみての話で、
今まさにその最中にいる時に思うことではありませんが(笑)。
健康診断でひっかかったことなど一度もない私であったが、
先日、初めて血液の再検査をするように、
との結果をいただいた。
肝臓の各データ値が基準値を超えているとのこと。
B型肝炎、C型肝炎などに感染していないか、
調べろと。
ついに、
この世とお別れの時が、
やってきたのだろうか。
思えば短い人生だった。
独立して事務所を構えるという夢を果たせず、
志半ばにして倒れゆく私の生涯を、
記憶にとどめておいてくれる人はいるだろうか?
物事を悪い方悪い方へと考える、
私のいつものクセが出る。
しかし、ネットで調べれば調べるほど、
肝ガン、肝硬変、肝炎、脂肪肝などと、
おぞましい病名が並ぶ。
血液の再検査の結果を待つ間というもの、
常に心のどこかで不安に苛まれる。
何か明るい材料はないかと考えるに、
そういえば、20代のころ、
一度、便に血が混ざっていたことがあり、
※注 便は健康のバロメーターであり、私は毎日チェックを怠らない。色、ツヤ、輝き、香り、形、シルエットの美しさ、芸術性、将来性などチェック項目は13項目にわたり、評価は一ツ星から三ツ星まである。健康のために大変オススメだが、忘れてはならないのは、絶対に他人に見られてはならないということである。パンツ下げたまま、股の間に顔を突っ込んでいる姿は、芸術性以前にアナタの品性が疑われる。
すわ!大腸ガンか!
と慌てふためいて病院で検査を受け、
震える体で両耳に全神経を集中する私に、
金縁の眼鏡をかけた冷たそうな若い医者が言ったことは、
「何ともないですね。どっかケツが切れただけでしょ」
・・・・・・・・・。
眠れぬ夜を幾度となく過ごし、
真っ暗な天井から、
死という名の闇が覆いかぶさってくるような不安と必死に闘いながら、
検査結果の出る朝を迎えた、
この、あおあげは大先生に向かって、
「ケツが切れただけ」とはなんだ!!!
お尻って言いなさい、お尻って。
もっと医学的に「肛門」でもよいが。
肛門というのが医学的なのかどうかは知らないが。
・・・・・・・・・。
さて、肝臓の方であるが、
結果を聞きに病院に訪れ、
診察室に通された私の前に置かれた、
お医者様のデスクに、
現れた看護師が、検査結果らしき紙きれを置いて、
「今、先生が来ますから」
と奥へ消えてゆく。
頼むから、首をちょっと伸ばせば覗き込めるような、
そんな微妙な位置に検査結果を置いていかないでくれ。
見る勇気の出ない私をよそに、
隣に座っていた、
花粉症の薬をもらいに来ただけのヨメが、無遠慮に覗き込み、
ボソッと一言、
「赤いよ」
「・・・何が?」
「数字だか文字だかわからないけど、赤いよ」
私をめまいが襲う。
その後、お医者様が現れ、
ググッと身を乗り出す私を放置して、
ヨメに延々と花粉症の飲み薬の説明を始める。
花粉症なんぞ、どーでもいいだろが。
こっちの肝臓をどげんかせんといかんやろが。
早よ、せいや。
・・・・・・・・・。
やっと私に順番が回り、
「・・・えーと、あおあげはさんですね」
「ええ」
「肝臓の数値が高いということで」
「ええ」
「それで血液検査の結果ですけどね」
「・・・・・・・・・」
「えーっと・・・ですね」
「・・・・・・・・・」
「まあ、要するにですね」
早よ、言え。
殺せ、殺すんなら早よ殺せ。
「要するに、まあ何ともないです」
「・・・・・・・・・」
「B型・C型の肝炎ウイルス、その他もついでに調べておきましたけど、何にもないです」
「・・・・・・・・・」
その「何にもないです」を、
なぜ、初めに言わない?
気持ちはわかる。
私が医者だったら、
引っ張れるだけ引っ張るね。
でも、私が患者の時はやめてくれ。
「お酒、控えて下さい。一週間も控えれば、数値なんて下がりますから」
確かに、健康診断で再検査を命じられてから一週間、
飲んだのは一日だけ、
それでも結構数値は低くなっていた。
まだ基準値以上だが。
・・・・・・・・・。
受験生時代から、
毎日ウイスキーをストレートで飲んでいた。
30過ぎて、このまま一生合格しないのでは?
不安で不安で、いろんな考えが頭の中を駆け巡る、
飲まずにゃ寝れない、酔わなきゃ寝れない、そんな日々。
合格してからは、それがそのまま習慣として残り、
特に酒量が変わることはなかった。
今はウイスキーはやめて、家での晩酌は焼酎。しかもお湯割り。
週に2〜3日、多い時で4日の休肝日がある。
悪くないね。
今は飲んでるのかって?
当然でしょう?
飲まずに書けるか、こんなブログ。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったmさんへ。
私は、おっしゃるとおりの立場におります。
実務は楽しいですよ。
ただし、それは思い出として振り返ってみての話で、
今まさにその最中にいる時に思うことではありませんが(笑)。
特別研修は、そろそろ始まるのだろうか?
私も今、何件か裁判を担当している。
不当利得返還請求事件。
要は貸金業者に対する過払い金返還請求である。
流れとしては、まず訴状を提出し、
相手から、それに対する答弁書が出る。
そして第一回目の期日。
民事訴訟法第87条
当事者は、訴訟について、裁判所において口頭弁論をしなければならない。
つまり、言いたいことは出てきて口で言え、って話なので、
基本的には出頭して、主張をする。
しかしながら、貸金業者が第一回目の期日に出頭するのを、
私はまだ、見たことがにゃい。
民事訴訟法第158条
原告又は被告が最初にすべき口頭弁論の期日に出頭せず、又は出頭したが本案の弁論をしないときは、裁判所は、その者が提出した訴状又は答弁書その他の準備書面に記載した事項を陳述したものとみなし、出頭した相手方に弁論をさせることができる。
いわゆる陳述擬制。
向こうは既に答弁書を提出しているので、
その内容を、出てきて口で言った、ことにしてもらえるという、ありがた〜いお話。
バカ面引っさげて真面目に出頭した私にすると、
ありがたくな〜いお話。
なら、相手が出頭していないことをいいことに、
こちらの主張を熱く、激しく、時には傍聴席の一般大衆に正義を訴えかけるような素振りを見せつつ、演説をぶっていいかっちゅうと、
ダメ。
イヤン。
イヤン、つーてもダメなものはダメ。
民事訴訟法第161条3項
相手方が在廷していない口頭弁論においては、準備書面(訴状及び答弁書含む)に記載した事実でなければ、主張することができない。
よって提出してある訴状の内容しか話ができん。
まあ、演説しろと言われても困るがね。
美人書記官に話かけるのが関の山だね。
「あの、星座は何ですか?」
「・・・みずがめ座ですけど」
「ボク、いて座です」
「だから、何ですか?」
みたいな。
・・・・・・・・・。
で、訴状に書いた内容を、じゃあ、ズラズラとくっちゃべるかというと、
そんなことはしない。
その昔、ベヤングのソースヤキソバの、
「もう一丁、いくう?」
「ういッス!」
というCMがあったが、それと同じ。
裁判長「(訴状の内容を)陳述するう?」
私「ういッス!!!」
で終わり。
その後は、
裁判長「相手が答弁書で主張してること、反論してよ」
私「ういッス!!!」
裁判長「じゃあ次回の期日は○月○日ってことで、いい?」
私「ういッス!!!」
以上、第一回期日終わり。
「ういッス!!!」を三回言って終わり。
・・・・・・・・・。
じゃあ陳述擬制は第一回目の期日だけだから、
第二回目の期日は、私とヨメの夜の会話のように、
「あの、今日なんですけどね・・・?」
「ダメ!!!昨日酔っ払って帰ってきて、フロ入らないで寝たでしょ!だから、ダメ!!!寄るな!触るな!実家に帰るぞ!」
というような激しいやりとりが交わされるのかというと、
そんなこともない。
地方裁判所じゃないからね。
書士は簡裁だからね。
民事訴訟法第277条
第158条の規定(陳述擬制)は、原告又は被告が口頭弁論の続行の期日に出頭せず、又は出頭したが本案の弁論をしない場合について準用する。
二回目以降も出頭しないで陳述擬制オーケー。
「簡易」じゃないじゃんか。
・・・・・・・・・。
まあ、大抵の場合、二回目の期日までに、相手と直接電話でやりとりして、
落としどころを探って、
「この辺でどーでしょーかねえ?」
「そうですねえ、まあその辺ならねえ」
と話をつけておいて、
次回出頭した際、裁判長に、
「こんな感じで和解したいと思いますが」
で、和解調書作ってもらって、終わり。
ですがね。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださった ネ さんへ。
そうか!
そんな添付書類が!
いや、ちょっと待ちなさいな。
って人のこと、言えんか。
・・・・・・・・・。
私も今、何件か裁判を担当している。
不当利得返還請求事件。
要は貸金業者に対する過払い金返還請求である。
流れとしては、まず訴状を提出し、
相手から、それに対する答弁書が出る。
そして第一回目の期日。
民事訴訟法第87条
当事者は、訴訟について、裁判所において口頭弁論をしなければならない。
つまり、言いたいことは出てきて口で言え、って話なので、
基本的には出頭して、主張をする。
しかしながら、貸金業者が第一回目の期日に出頭するのを、
私はまだ、見たことがにゃい。
民事訴訟法第158条
原告又は被告が最初にすべき口頭弁論の期日に出頭せず、又は出頭したが本案の弁論をしないときは、裁判所は、その者が提出した訴状又は答弁書その他の準備書面に記載した事項を陳述したものとみなし、出頭した相手方に弁論をさせることができる。
いわゆる陳述擬制。
向こうは既に答弁書を提出しているので、
その内容を、出てきて口で言った、ことにしてもらえるという、ありがた〜いお話。
バカ面引っさげて真面目に出頭した私にすると、
ありがたくな〜いお話。
なら、相手が出頭していないことをいいことに、
こちらの主張を熱く、激しく、時には傍聴席の一般大衆に正義を訴えかけるような素振りを見せつつ、演説をぶっていいかっちゅうと、
ダメ。
イヤン。
イヤン、つーてもダメなものはダメ。
民事訴訟法第161条3項
相手方が在廷していない口頭弁論においては、準備書面(訴状及び答弁書含む)に記載した事実でなければ、主張することができない。
よって提出してある訴状の内容しか話ができん。
まあ、演説しろと言われても困るがね。
美人書記官に話かけるのが関の山だね。
「あの、星座は何ですか?」
「・・・みずがめ座ですけど」
「ボク、いて座です」
「だから、何ですか?」
みたいな。
・・・・・・・・・。
で、訴状に書いた内容を、じゃあ、ズラズラとくっちゃべるかというと、
そんなことはしない。
その昔、ベヤングのソースヤキソバの、
「もう一丁、いくう?」
「ういッス!」
というCMがあったが、それと同じ。
裁判長「(訴状の内容を)陳述するう?」
私「ういッス!!!」
で終わり。
その後は、
裁判長「相手が答弁書で主張してること、反論してよ」
私「ういッス!!!」
裁判長「じゃあ次回の期日は○月○日ってことで、いい?」
私「ういッス!!!」
以上、第一回期日終わり。
「ういッス!!!」を三回言って終わり。
・・・・・・・・・。
じゃあ陳述擬制は第一回目の期日だけだから、
第二回目の期日は、私とヨメの夜の会話のように、
「あの、今日なんですけどね・・・?」
「ダメ!!!昨日酔っ払って帰ってきて、フロ入らないで寝たでしょ!だから、ダメ!!!寄るな!触るな!実家に帰るぞ!」
というような激しいやりとりが交わされるのかというと、
そんなこともない。
地方裁判所じゃないからね。
書士は簡裁だからね。
民事訴訟法第277条
第158条の規定(陳述擬制)は、原告又は被告が口頭弁論の続行の期日に出頭せず、又は出頭したが本案の弁論をしない場合について準用する。
二回目以降も出頭しないで陳述擬制オーケー。
「簡易」じゃないじゃんか。
・・・・・・・・・。
まあ、大抵の場合、二回目の期日までに、相手と直接電話でやりとりして、
落としどころを探って、
「この辺でどーでしょーかねえ?」
「そうですねえ、まあその辺ならねえ」
と話をつけておいて、
次回出頭した際、裁判長に、
「こんな感じで和解したいと思いますが」
で、和解調書作ってもらって、終わり。
ですがね。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださった ネ さんへ。
そうか!
そんな添付書類が!
いや、ちょっと待ちなさいな。
って人のこと、言えんか。
・・・・・・・・・。
前回の役員変更登記の続き。
本当は、ミスはしたけど、OCR用紙に押印しなかっただけ、
ミスはしたけど、その1点だけ、
ということで終わらせたいのだが、
香港映画の最後の字幕のように、
劇終
としたいのだが、
私が自分の名で初めてした登記申請は、
補正させられたところは、
そこだけではなかった。
なぜ暴露する気になったのか?
私という人間の清廉潔白な性格によるものともいえるが、
歴史上の偉人達というものは、
多かれ少なかれ逸話をもつ。
彼ら偉人のスケールというものは、
ミス、という部分においても常人の域を超えていることが多い。
つまりだね、
「エエッ!!!あの、あおあげは大先生が、かつてはそそ、そんなミスを!?」
「やっぱスゲエぜ、先生は!ミスひとつとってもオレたちとは次元が違うね!」
という深謀遠慮あってのことなのである。
オマエは辛抱して遠慮しろ、と言われそうだが、
そんなことを言って、
後で後悔するなよ。
・・・・・・・・・。
で、私が他に犯したミスは2つ、
まず一つ目は、
商業登記法第17条2項
申請書には、次の事項を記載し、申請人又はその代表者(当該代表者が法人である場合にあっては、その職務を行なう者)もしくは代理人が記名押印しなければならない。
しませんでした。
以上。
・・・・・・・・・。
申請書には、司法書士(代理人)が申請するときは書士が名前書いて印鑑押す。書士を使わず本人が申請するときは、その本人が名前書いて印鑑押す、法人だったら代表者が名前書いて印鑑押す。
ってだけの話。
ハイ、次。
・・・・・・・・・。
商業登記規則第49条4項
代理人によって第一項の請求(原本還付請求)をするには、申請書にその権限を証する書面を添付しなければならない。
しませんでした。
以上。
・・・・・・・・・。
原本還付請求ってのは、
要するに取締役会議事録だの辞任届だの、コピーを一緒に出せば原本そのものは返してもらえるってだけの話。もちろん取られてもいいなら原本出しちゃってもいいんだけどね。
この条文は、その原本還付の請求受領の権限と、登記を申請する権限は別モノってことを言っておるわけで、
難しい言い方すると、両方やるなら、それぞれに授権が必要。
普通はいないけど、もし書士に登記を頼んだ会社の社長が、
「登記は申請してもいいけど、原本の還付請求したり受け取ったりするのはアンタじゃダ〜メ!」
となったら、申請はできても原本還付はできない。
授権が別ってことは、簡単に言えば、委任状も別ってことになるが、
実務上は1枚の委任状で済ます。
下記の事項に関する権限を委任する。
1、当社の取締役の就任の登記申請に関する一切の件
1、原本還付請求受領に関する一切の件
なんて風にまとめて。
今回はその下の段を書き忘れたと、
ただそれだけの話である。
大騒ぎするほどのことではない。
波風立てるほどのことでもない。
恥ずべきことではあるかもしれんが。
・・・・・・・・・。
どうですか、受験生のみなさん、
なんだか合格できる気になってきたでしょう?
これでも、
本職よ。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったネさんへ。
ダメですよ。仮にも司法書士の受験生経験者が、
発起設立の添付書類ぐらいスラスラ言えなくては。
ちゃんと覚えてください。
発起設立の添付書類は、
1、定款
2、離婚届
3、ホッキ貝の貝殻2枚
4、タンス預金証明書
・・・あと、何だっけ?
拍手コメントをくださったhさんへ。
そりゃあいいですね。
持分会社なんて正答率低そうですし、
しかも生きた教材で記憶している。
差がつけられるじゃないですか。
私との差はつけないでください。
拍手コメントをくださったmさんへ。
私も2年目は働きながらでしたけど、
勉強以外のことで頭使ったり、精神的に消耗させられることが、
わずらわしくて、わずらわしくて。
でも結局は、仕事中は仕事のことしか、
考えられなかったですけどね(笑)。
本当は、ミスはしたけど、OCR用紙に押印しなかっただけ、
ミスはしたけど、その1点だけ、
ということで終わらせたいのだが、
香港映画の最後の字幕のように、
劇終
としたいのだが、
私が自分の名で初めてした登記申請は、
補正させられたところは、
そこだけではなかった。
なぜ暴露する気になったのか?
私という人間の清廉潔白な性格によるものともいえるが、
歴史上の偉人達というものは、
多かれ少なかれ逸話をもつ。
彼ら偉人のスケールというものは、
ミス、という部分においても常人の域を超えていることが多い。
つまりだね、
「エエッ!!!あの、あおあげは大先生が、かつてはそそ、そんなミスを!?」
「やっぱスゲエぜ、先生は!ミスひとつとってもオレたちとは次元が違うね!」
という深謀遠慮あってのことなのである。
オマエは辛抱して遠慮しろ、と言われそうだが、
そんなことを言って、
後で後悔するなよ。
・・・・・・・・・。
で、私が他に犯したミスは2つ、
まず一つ目は、
商業登記法第17条2項
申請書には、次の事項を記載し、申請人又はその代表者(当該代表者が法人である場合にあっては、その職務を行なう者)もしくは代理人が記名押印しなければならない。
しませんでした。
以上。
・・・・・・・・・。
申請書には、司法書士(代理人)が申請するときは書士が名前書いて印鑑押す。書士を使わず本人が申請するときは、その本人が名前書いて印鑑押す、法人だったら代表者が名前書いて印鑑押す。
ってだけの話。
ハイ、次。
・・・・・・・・・。
商業登記規則第49条4項
代理人によって第一項の請求(原本還付請求)をするには、申請書にその権限を証する書面を添付しなければならない。
しませんでした。
以上。
・・・・・・・・・。
原本還付請求ってのは、
要するに取締役会議事録だの辞任届だの、コピーを一緒に出せば原本そのものは返してもらえるってだけの話。もちろん取られてもいいなら原本出しちゃってもいいんだけどね。
この条文は、その原本還付の請求受領の権限と、登記を申請する権限は別モノってことを言っておるわけで、
難しい言い方すると、両方やるなら、それぞれに授権が必要。
普通はいないけど、もし書士に登記を頼んだ会社の社長が、
「登記は申請してもいいけど、原本の還付請求したり受け取ったりするのはアンタじゃダ〜メ!」
となったら、申請はできても原本還付はできない。
授権が別ってことは、簡単に言えば、委任状も別ってことになるが、
実務上は1枚の委任状で済ます。
下記の事項に関する権限を委任する。
1、当社の取締役の就任の登記申請に関する一切の件
1、原本還付請求受領に関する一切の件
なんて風にまとめて。
今回はその下の段を書き忘れたと、
ただそれだけの話である。
大騒ぎするほどのことではない。
波風立てるほどのことでもない。
恥ずべきことではあるかもしれんが。
・・・・・・・・・。
どうですか、受験生のみなさん、
なんだか合格できる気になってきたでしょう?
これでも、
本職よ。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったネさんへ。
ダメですよ。仮にも司法書士の受験生経験者が、
発起設立の添付書類ぐらいスラスラ言えなくては。
ちゃんと覚えてください。
発起設立の添付書類は、
1、定款
2、離婚届
3、ホッキ貝の貝殻2枚
4、タンス預金証明書
・・・あと、何だっけ?
拍手コメントをくださったhさんへ。
そりゃあいいですね。
持分会社なんて正答率低そうですし、
しかも生きた教材で記憶している。
差がつけられるじゃないですか。
私との差はつけないでください。
拍手コメントをくださったmさんへ。
私も2年目は働きながらでしたけど、
勉強以外のことで頭使ったり、精神的に消耗させられることが、
わずらわしくて、わずらわしくて。
でも結局は、仕事中は仕事のことしか、
考えられなかったですけどね(笑)。
私が自分の名で初めて申請した登記は、
商業登記の簡単な役員変更登記である。
基本中の基本、
若葉マークの司法書士にピッタリの登記である。
しかしながら私の勤める法律事務所には、
司法書士が、私一人しかいない。
したがって、こと登記に関しては、
先輩やボスのチェックを受けることもできず、
「これ、登記だからやっといて」
で、全てを私が処理することになる。
危なっかしいこと、この上ない事務所といえる。
・・・・・・・・・。
話を、私の名前で初めてした登記に戻す。
ワードで申請書を作成し、添付書類を揃える。
わからないところは同期や知り合いの司法書士に聞きまくる。
オーソドックスな、取締役設置会社の、
簡単な取締役の辞任、及び取締役、代表取締役の就任。
添付書類は、
辞任届 1通
株主総会議事録 1通
取締役の就任を証する書面は株主総会議事録の記載を援用する
取締役会議事録 1通
代表取締役の就任を証する書面は取締役会議事録の記載を援用する
印鑑証明書 1通
委任状 1通
以上。
チェックにチェックを重ね、
何度チェックを重ねても、チェックするのは私というイタさを乗り越え、
祈る気持ちで法務局に提出。
補正の電話がかかってきませんように。
その祈りは、
翌朝、あっさりと神に却下された。
「法務局ですけどね」
「・・・・・・はい」
「OCR用紙に押印がないんですけど?」
OCR用紙というのは、
記述式なんかで書く「別紙のとおり」の別紙のことである。
受験生の方は、「登記すべき事項」を書く際は、
年月日取締役○○就任、などのように、
登記事項をズラズラ書いていくと思うが、
実務では、別紙のとおりとして、
OCR用紙という独立した紙に書く(ワープロかパソコンで印字する)。
簡単に言うと、登記簿をいじくるところだけ、
独立した紙に記載して、法務局の事務処理をスムーズにさせましょう、
ということである。
実のところ、私はこの「別紙のとおり」には、かなりの抵抗がある。
忘れもしない平成17年の本試験。
商業登記の記述で組織変更が出題され、
記述で最も重要な「登記すべき事項」に、
大きな白いスペースに、
ただ一言、
別紙のとおり
と記載し、
合格発表の日に、泣きじゃくったという悪夢がよみがえる。
私としては申請書に登記すべき事項をズラズラと書いてしまいたかったが、
実務に従い、
仕方なく、「別紙のとおり」
その別紙に押印がされていないというのである。
すさまじい凡ミスである。
こんなミスを、本職の司法書士が犯したと知れたならば、
周囲の仕事のできる本物の司法書士の先生の評判まで落とし、
なおかつ私の人生に消したくてもぬぐいきれない致命的な汚点が残ってしまう。
私はとっさに、まったくの素人が今回の登記を申請したかのように装い、
「え〜、OCR用紙に印鑑押すところなんてありましたっけ〜?印鑑て、私の印鑑でいいんですかあ〜?」
と返答したところ、
「ええ、そうです。あおあげはセンセイの印鑑です」
「・・・・・・・・・」
そりゃ、そうだよな。
申請書にでかでかと、私の名前が載ってるものな。
司法書士あおあげは、って。
若かったな、あの頃は。
などと今ではスゴ腕の司法書士になったかのような感慨にふけっているが、
つい、この間のことである。
・・・・・・・・・。
ちなみに今度控えている商業登記の案件は、
設立。
・・・・・・・・・。
知らないよ、ホントに。
私にやらせる気?
発起設立なのに、
創立総会の議事録とか添付しちゃうよ?
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったhさんへ。
働きながらはねえ・・・。
冬眠したくなる気持ちもわかります。
7月過ぎたら夏眠して、
秋に穴ぐらから出てみたら、
書士になってた、といきましょう(笑)。
商業登記の簡単な役員変更登記である。
基本中の基本、
若葉マークの司法書士にピッタリの登記である。
しかしながら私の勤める法律事務所には、
司法書士が、私一人しかいない。
したがって、こと登記に関しては、
先輩やボスのチェックを受けることもできず、
「これ、登記だからやっといて」
で、全てを私が処理することになる。
危なっかしいこと、この上ない事務所といえる。
・・・・・・・・・。
話を、私の名前で初めてした登記に戻す。
ワードで申請書を作成し、添付書類を揃える。
わからないところは同期や知り合いの司法書士に聞きまくる。
オーソドックスな、取締役設置会社の、
簡単な取締役の辞任、及び取締役、代表取締役の就任。
添付書類は、
辞任届 1通
株主総会議事録 1通
取締役の就任を証する書面は株主総会議事録の記載を援用する
取締役会議事録 1通
代表取締役の就任を証する書面は取締役会議事録の記載を援用する
印鑑証明書 1通
委任状 1通
以上。
チェックにチェックを重ね、
何度チェックを重ねても、チェックするのは私というイタさを乗り越え、
祈る気持ちで法務局に提出。
補正の電話がかかってきませんように。
その祈りは、
翌朝、あっさりと神に却下された。
「法務局ですけどね」
「・・・・・・はい」
「OCR用紙に押印がないんですけど?」
OCR用紙というのは、
記述式なんかで書く「別紙のとおり」の別紙のことである。
受験生の方は、「登記すべき事項」を書く際は、
年月日取締役○○就任、などのように、
登記事項をズラズラ書いていくと思うが、
実務では、別紙のとおりとして、
OCR用紙という独立した紙に書く(ワープロかパソコンで印字する)。
簡単に言うと、登記簿をいじくるところだけ、
独立した紙に記載して、法務局の事務処理をスムーズにさせましょう、
ということである。
実のところ、私はこの「別紙のとおり」には、かなりの抵抗がある。
忘れもしない平成17年の本試験。
商業登記の記述で組織変更が出題され、
記述で最も重要な「登記すべき事項」に、
大きな白いスペースに、
ただ一言、
別紙のとおり
と記載し、
合格発表の日に、泣きじゃくったという悪夢がよみがえる。
私としては申請書に登記すべき事項をズラズラと書いてしまいたかったが、
実務に従い、
仕方なく、「別紙のとおり」
その別紙に押印がされていないというのである。
すさまじい凡ミスである。
こんなミスを、本職の司法書士が犯したと知れたならば、
周囲の仕事のできる本物の司法書士の先生の評判まで落とし、
なおかつ私の人生に消したくてもぬぐいきれない致命的な汚点が残ってしまう。
私はとっさに、まったくの素人が今回の登記を申請したかのように装い、
「え〜、OCR用紙に印鑑押すところなんてありましたっけ〜?印鑑て、私の印鑑でいいんですかあ〜?」
と返答したところ、
「ええ、そうです。あおあげはセンセイの印鑑です」
「・・・・・・・・・」
そりゃ、そうだよな。
申請書にでかでかと、私の名前が載ってるものな。
司法書士あおあげは、って。
若かったな、あの頃は。
などと今ではスゴ腕の司法書士になったかのような感慨にふけっているが、
つい、この間のことである。
・・・・・・・・・。
ちなみに今度控えている商業登記の案件は、
設立。
・・・・・・・・・。
知らないよ、ホントに。
私にやらせる気?
発起設立なのに、
創立総会の議事録とか添付しちゃうよ?
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったhさんへ。
働きながらはねえ・・・。
冬眠したくなる気持ちもわかります。
7月過ぎたら夏眠して、
秋に穴ぐらから出てみたら、
書士になってた、といきましょう(笑)。
久方ぶりに、無性に、
動物園に行きたくなったので、
行って来た。
私にとってのメインイベンターは、
カバ。
・・・・・・・・・。
彼らの、
のんびりした動作を、
ぼんやり眺めることで、
せかせかした日常を忘れたいというねらいがあってのことである。
カバよ。
私の休日を彩るメインイベンターに選ばれた事を、
誇りに感じてもらいたい。
数百円の入場料を払い、
中を見て回るに、
まず人だかりができていたのが、パンダ。
面白いことにそのパンダは、
大きな窪みの中に、どっぷりとその巨体を沈ませ、
両手と顔だけを穴から出したスタイル。
もしその窪みに湯がはってあったなら、
単なる湯治中のオヤジである。
しかもこちらには背中だけを向け、
いっこうに振り向く様子はない。
人だかりからは、子供を中心に、
「コッチ向いてー!」
という声がしきりに飛ぶが、
全く意に介さず、微動だにしない。
まさしく、動かざること山のごとし。
私は、そのパンダの心中を、以下のように解した。
「こっち向け?勝手なこと言うんじゃない。私がお前たち人間に愛想を振りまいて何の得があるというのだ?お前たちなんぞ、背中でじゅうぶん。見ろ、私の背中を。とくと拝め、私の背中を。お前たち人間は灰色の部分ばっかりだが、私の背中は違う。黒か白かだ。実にいさぎよい背中だ。よく覚えておけ、人間ども。我々パンダの背中にはな、グレーゾーン金利は存在しないのだ。金貸しも、グレーなヤツはいない。慈善家かヤミ金かだ。人間ども、我々パンダの背中に学べ」
うーん、
実に含蓄のある背中だ。
かっこいい。
さすが、「百獣の王」パンダ。
・・・・・・・・・。
さらに進むと、
何やら人気のないケージを見つけた。
そこにいたのは、
日本の野鳥達。
私が思うに、トラだのパンダだのキリンだのを知っていても、
自分達の国に生息する動物を知っている日本人は少ないのではないか。
知ってても、鳥で言うとハトとカラスとスズメ程度であろう。
自分達の住む土地にいる動物についてこそ、
もっと知っておくべきだと思うのだが、
残念ながら、いたのは我々だけ。
私は興味深く彼らを観察した。
すると彼らは、静かに鳴き始めた。
・・・ピー、ヒュルル・・・チチチ・・・
その何ともいえない落ち着く鳴き声。
私の中に流れる日本人の血に、
時代を重ねてすりこまれてきた、
そんな気を起こさせる鳴き声である。
人間の作った音楽は、どんな名曲であっても、
時と場合を選ばなければ、ただの騒音に成り下がるが、
彼らの鳴き声は違う。
私は耳を澄ませて、一心にその鳴き声に耳を傾けた。
・・・ピー、ヒュルル、チチチ・・・
私の隣で、風流というものを解さないアホなヨメが、
持っていた紙コップのホットコーヒーをコートにぶちまけ、
くりーにんぐー!くりーにんぐー!
と騒ぎ始めていたが、
無視して、さらなる美声に酔う。
・・・ピー、チチチ、シュルル・・・
・・・チチチ、ピヨピヨ、チーチチ・・・
くりーにんぐー!くりーにんぐー!
やかましい!!!
・・・・・・・・・。
しかし見て回っていて思ったのは、
結構寝ていたり、奥に引っ込んでいる動物が多い。
ある珍しいサルの前で、
母親に抱かれた幼い女の子が、
「起きてー!」
と叫んでいたが、
そりゃ、お譲ちゃん、ムリってもんよ。
そのサル、
アフリカ原産よ。
このクソ寒い中、やってらんねーだろ。
きっとこのおサルさんは思ってるよ。
「起きろじゃねーよ。てめー何様のつもりだ?見たところ2〜3歳ってとこだが。ちょっと待て、確かここは12歳まで入場無料じゃねーのか?このガキ、タダ見しといてゼイタクこいてんじゃねー。サバンナで草むしりさせんぞ!」
私は、目でそっとおサルさんに語りかける。
「まあまあ、その辺で。気にしないで寝てればいいじゃないですか。こんなところに連れてこられて、あなたも大変でしょう」
「お、にいさん、話がわかるね」
「いやあ、それほどでも」
「いやいや、謙遜してもオイラにゃわかるぜ。その体全体からにじみ出るオーラ。にいさん、タダもんじゃないね」
「買いかぶり過ぎですよ」
「そんなこたあねえよ。知性を感じさせる目の光、穏やかな中にも一陣の風を思わせる颯爽とした身のこなし、笑顔の裏に隠された鋭い洞察力と、鍛え抜かれた精神力。大物感プンプンだぜ」
「あなたこそ。まるで太古の昔から時代を睥睨してきたような凄みを感じさせる風貌、人間にこびへつらわない孤高のいで立ち、はいで売ったら高く売れそうな毛皮。きっと故郷のアフリカじゃあブイブイいわせてたんでしょう?」
「いやあ、それほどでも。気に入ったぜ兄弟!どうだい?かための盃といこうじゃねーか!」
「かんぱーい!!!」
・・・・・・・・・。
さて、次に本日のメインイベンター、
カバ。
どうか私を、まったりした気分にさせておくれ。
と思いきや、
プールの中を、
ぐるぐるぐるぐるせわしなく泳ぎまくっている。
・・・・・・・・・。
なんか求めていたものと違うなあ。
しかし、時々プールから顔を出して、
大きな顔についたちっこい鼻の穴を、
プクっ、
と膨らませる姿は、愛嬌タップリで、
満足した。
イビキをかいている時のヨメに似てなくもないが。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったhさんへ。
お久しぶりです。
鳥インフルエンザにかかって生死の境をさまよってでもいるのかと、
心配しましたよ。
・・・・・・・・・・。
決済ですか。
このところ、とんとご無沙汰です。
拍手コメントをくださったmさんへ。
予定があるってのは、
励みになるし、楽しみですよね。
私の場合、1回じゃ物足りないので、
デートの約束にしても、一度に3回分の予約を取ったものです。
一回目が終わっても、二回目がある。二回目が終わっても三回目がある。
真の小心者ですな(笑)。
動物園に行きたくなったので、
行って来た。
私にとってのメインイベンターは、
カバ。
・・・・・・・・・。
彼らの、
のんびりした動作を、
ぼんやり眺めることで、
せかせかした日常を忘れたいというねらいがあってのことである。
カバよ。
私の休日を彩るメインイベンターに選ばれた事を、
誇りに感じてもらいたい。
数百円の入場料を払い、
中を見て回るに、
まず人だかりができていたのが、パンダ。
面白いことにそのパンダは、
大きな窪みの中に、どっぷりとその巨体を沈ませ、
両手と顔だけを穴から出したスタイル。
もしその窪みに湯がはってあったなら、
単なる湯治中のオヤジである。
しかもこちらには背中だけを向け、
いっこうに振り向く様子はない。
人だかりからは、子供を中心に、
「コッチ向いてー!」
という声がしきりに飛ぶが、
全く意に介さず、微動だにしない。
まさしく、動かざること山のごとし。
私は、そのパンダの心中を、以下のように解した。
「こっち向け?勝手なこと言うんじゃない。私がお前たち人間に愛想を振りまいて何の得があるというのだ?お前たちなんぞ、背中でじゅうぶん。見ろ、私の背中を。とくと拝め、私の背中を。お前たち人間は灰色の部分ばっかりだが、私の背中は違う。黒か白かだ。実にいさぎよい背中だ。よく覚えておけ、人間ども。我々パンダの背中にはな、グレーゾーン金利は存在しないのだ。金貸しも、グレーなヤツはいない。慈善家かヤミ金かだ。人間ども、我々パンダの背中に学べ」
うーん、
実に含蓄のある背中だ。
かっこいい。
さすが、「百獣の王」パンダ。
・・・・・・・・・。
さらに進むと、
何やら人気のないケージを見つけた。
そこにいたのは、
日本の野鳥達。
私が思うに、トラだのパンダだのキリンだのを知っていても、
自分達の国に生息する動物を知っている日本人は少ないのではないか。
知ってても、鳥で言うとハトとカラスとスズメ程度であろう。
自分達の住む土地にいる動物についてこそ、
もっと知っておくべきだと思うのだが、
残念ながら、いたのは我々だけ。
私は興味深く彼らを観察した。
すると彼らは、静かに鳴き始めた。
・・・ピー、ヒュルル・・・チチチ・・・
その何ともいえない落ち着く鳴き声。
私の中に流れる日本人の血に、
時代を重ねてすりこまれてきた、
そんな気を起こさせる鳴き声である。
人間の作った音楽は、どんな名曲であっても、
時と場合を選ばなければ、ただの騒音に成り下がるが、
彼らの鳴き声は違う。
私は耳を澄ませて、一心にその鳴き声に耳を傾けた。
・・・ピー、ヒュルル、チチチ・・・
私の隣で、風流というものを解さないアホなヨメが、
持っていた紙コップのホットコーヒーをコートにぶちまけ、
くりーにんぐー!くりーにんぐー!
と騒ぎ始めていたが、
無視して、さらなる美声に酔う。
・・・ピー、チチチ、シュルル・・・
・・・チチチ、ピヨピヨ、チーチチ・・・
くりーにんぐー!くりーにんぐー!
やかましい!!!
・・・・・・・・・。
しかし見て回っていて思ったのは、
結構寝ていたり、奥に引っ込んでいる動物が多い。
ある珍しいサルの前で、
母親に抱かれた幼い女の子が、
「起きてー!」
と叫んでいたが、
そりゃ、お譲ちゃん、ムリってもんよ。
そのサル、
アフリカ原産よ。
このクソ寒い中、やってらんねーだろ。
きっとこのおサルさんは思ってるよ。
「起きろじゃねーよ。てめー何様のつもりだ?見たところ2〜3歳ってとこだが。ちょっと待て、確かここは12歳まで入場無料じゃねーのか?このガキ、タダ見しといてゼイタクこいてんじゃねー。サバンナで草むしりさせんぞ!」
私は、目でそっとおサルさんに語りかける。
「まあまあ、その辺で。気にしないで寝てればいいじゃないですか。こんなところに連れてこられて、あなたも大変でしょう」
「お、にいさん、話がわかるね」
「いやあ、それほどでも」
「いやいや、謙遜してもオイラにゃわかるぜ。その体全体からにじみ出るオーラ。にいさん、タダもんじゃないね」
「買いかぶり過ぎですよ」
「そんなこたあねえよ。知性を感じさせる目の光、穏やかな中にも一陣の風を思わせる颯爽とした身のこなし、笑顔の裏に隠された鋭い洞察力と、鍛え抜かれた精神力。大物感プンプンだぜ」
「あなたこそ。まるで太古の昔から時代を睥睨してきたような凄みを感じさせる風貌、人間にこびへつらわない孤高のいで立ち、はいで売ったら高く売れそうな毛皮。きっと故郷のアフリカじゃあブイブイいわせてたんでしょう?」
「いやあ、それほどでも。気に入ったぜ兄弟!どうだい?かための盃といこうじゃねーか!」
「かんぱーい!!!」
・・・・・・・・・。
さて、次に本日のメインイベンター、
カバ。
どうか私を、まったりした気分にさせておくれ。
と思いきや、
プールの中を、
ぐるぐるぐるぐるせわしなく泳ぎまくっている。
・・・・・・・・・。
なんか求めていたものと違うなあ。
しかし、時々プールから顔を出して、
大きな顔についたちっこい鼻の穴を、
プクっ、
と膨らませる姿は、愛嬌タップリで、
満足した。
イビキをかいている時のヨメに似てなくもないが。
・・・・・・・・・。
拍手コメントをくださったhさんへ。
お久しぶりです。
鳥インフルエンザにかかって生死の境をさまよってでもいるのかと、
心配しましたよ。
・・・・・・・・・・。
決済ですか。
このところ、とんとご無沙汰です。
拍手コメントをくださったmさんへ。
予定があるってのは、
励みになるし、楽しみですよね。
私の場合、1回じゃ物足りないので、
デートの約束にしても、一度に3回分の予約を取ったものです。
一回目が終わっても、二回目がある。二回目が終わっても三回目がある。
真の小心者ですな(笑)。
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